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2、固有の必然性。

そしてそれは同時に、それを見ている自分自身の精神の世界をも問いかけている。自分はだれで、どこにいて、どこへ向かっているのかといったことである。そして、いまここに生きている自分自身の意味や理由といったものを見ているのである。

見える現実のすがたカタチは外面的で表面上のことしか見えないが、それでも、その個性的で微妙な表情や仕草といったものから、見える現実の世界を透過して見えてくるものがある。

内面的で個性的、そしてより本質的な自律性や存在の必然性といったものが見えてくるのである。そしてそれらを現実に成り立たせている、固有の自律的な個性の営みといったものがそうなのである。

戻る。              続く。

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2018-0923-1002