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3、自由的。

もちろん、北アメリカとオーストラリアは、また別の要因を考える必要がある。これらの国はだれもが自由を指向するが、無政府主義にも専制にもなることが無いからである。仮に、似たような環境の条件であったとしても、主体としての当事者の、内的な歴史的・文化的特徴といったものが大きく影響している。

それはちょうど、種の内的な固有の特徴といったものが、同一の環境の下においても、それぞれが異なる発現の仕方と適応の方法でもって、それぞれが異なる現実のカタチとなって現れてくるのと同じなのである。

それがたとえ、「種」内部の多少の違いに過ぎないものだとしても、その多少の違いといったものが、同一の環境において異なる方向性を持つ適応の仕方として現れるのと同じなのである。この場合、それはアメリアとロシア・中国の、国民性の内在的な文化と信仰の違いから来ているのである。

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2018-0923-1002