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2、制限。

精神は肉体を持たないにも係わらず、現実に出て行かねばならない。現実に出てこそ自らを表わすことが出来るのである。そうした何らかの肉体のカタチや動きでもって、自分を表現せずには居られないのである。

精神は自らの肉体を通してのみ、自らを表現し得るのである。そうだとすれば、それはすでに現実にある、自己の肉体のカタチとその動きでもって自らを表現する以外にないのである。

そしてこの肉体のカタチと動きに限りがある以上、それは、そうした精神の求めに限りなく近いものでもって表現もしくは代行されることになる。

戻る。              続く。

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2018-0923-1002