index< 日誌 < l見えないもの < 24c-71精神が現れるところ⑥ 「ポジとネガ」p4 |
私たちは、何かをしようとしているのに、それが途中で中断されて解除に向かうとき、そのメカニズムや条件といったものが、起動から反転して解消へと向かい、デフォルトの状態へと戻ろうとする。 しかし、この場合の見える身体の動きといったものは、必ずしも正反対のものとはならない。最も簡単で安易な方法で戻ることになる。 これは反対の動作といったものではなくて、また、ポーズそのものの反対の動作を辿るものでもなく、有意から無為、意識から無意識、集中から分散、緊張から弛緩として現れる。 つまり、飽和と解消への動きとして表現される。言い換えると、デフォルトの日常に戻るための肉体の動きと、その表情となって現れる。 |