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4、無意識の感覚。

それは外の現実と意識の世界との接点であって、現実でも意識でもなく、感覚そのものの世界なのである。だから直線的であり、あらわであり、正直で素直なのである。

そしてまた、非常にシンプルなのである。多いか少ないか、強いか弱いかだけの一元的で直線的な関係だけで成り立っている世界なのである。だからまた、他の感覚や意識といったものが入る余地がないのである。

そしてこのような直線的で、単一単能の独立した感覚の刺激といったものが、多数寄り集まって錯綜し入り混じることによって、感覚の感じ方といったものが生み出されているのである。

単なる刺激が感覚へと変換されているのである。それは、このような感覚の蓄積と、その経験の記憶が生み出した無意識の世界なのである。

戻る。              続く。


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2018-1002-1022