index< 日誌 < l見えないもの < 24c-75精神が現れるところI 「分類」p3 |
要は、現実を特定し判断して行かねばならない。ウソであろうと、こじつけであろうと、ペテンであろうと、そんなことは後回しの二次的なものに過ぎないのである。それ以前に、現実の世界に何かしらの意味と理由を与えねばならないのである。またそのための行動と態度が求められているのである。 だからそれは、どこまで行っても主観的であり、思い込みの世界なのである。そしてまた、気まぐれの偶然でしかないのである。しかしまた、それでもって私たちは理解し、納得し、自分に対しても知り得たと思い込むしかないのである。またそれを信じなければならないのである。これこそが自分なのだと。 そして実は、これこそが何よりも切実で大切な、最も重要なことなのである。「自分が自分である」という、このことこそが何よりも大事なことなのである。そしてこれこそが、自分がデフォルトの状態なのである。 |