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2、内向感覚。

そしてこの自分自身の現実の姿とは、現実を生きる自分の存在の仕方のことである。人間関係や生活のスタイル、そしてより内的な自分自身の感覚や、身体の情緒の営みのことなのである。それは自分自身の肉体内部に向けられた、例えば飢えや渇き、嘔吐、めまい、あるいはまた、筋肉や神経の瞬間的で衝動的な緊張などがそうなのである。

そして私たちは、ただそれを何とか理解し解決しようと、あてどもなくさ迷い続けるしかないのである。しかしまた、現実を生きる私たちにとっては、そうした中途半端なことでは生きて行けない。

戻る。              続く。


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2018-1002-1022