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あるいは冷や汗、赤面、蒼白、紅潮、鳥肌、手足の震え、一瞬目がくらんだりするのもそうである。心臓の音が高鳴ったり、呼吸や血流が速まったりするのもそうである。 そうしたことは自分が望んだことではないし、自分が望んで出来ることでもない。そうしたことは、ほとんど肉体自身の生理的で情緒的な変動の結果生じている、肉体自身の動きなのである。 私たちは自分でも気づかないまま、このような自分自身の肉体の状態によって左右されていて、それに支配され動かされている。あるいはまた、方向づけられてもいて、その好みの傾向といったものまでも多かれ少なかれ左右されている。 |