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3、自己の領域。

いままで気づかずに忘れられていた、無数の潜在的な可能性の一つが、自らを導いて行く主要な要因として作用し始めるのである。無限の可能性の中の一つが、現実を生きて行く上での不可欠な個性として躍り出てくるのである。

しかし、そうしたことは反面、もしも自分の中にそうした潜在的な可能性と言ったものが、もともと無いとすれば、それが誘発されたとしても、それが表に出て来ることが無い訳で、つまり、その意味で、その限りなのである。だからまた、これが潜在的な遺伝なのである。

言い換えれば、これが自己の精神の限界であり、その領域であり、自己の精神の輪郭なのである。
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2018-1002-1022