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犬が自分の尻尾(しっぽ)をフリフリして相手に親愛の情を示したり、あるいはヘビなどは尻尾を膨らませたり、音を出して相手を威嚇したりすることがある。これは尻尾が比較的自由だからである。争闘そのもの道具というよりも、争闘のための身体のバランスを取るために尻尾を利用しているのである。 身体の他の部分は争闘の際には何らかの役割を持っている。手足、胴体、顔などはそれぞれに連携している。しかし尻尾は自由である。しかも争闘からは離れた身体の端にあって、エネルギーと感情が爆発する寸前の発散場所ともなっている。 尻尾自体が、あっても無くても良い、差支えのない身体部分だからである。また、身体の他の部分のバランスを崩すこともない。むしろ、バランスを取るために利用されている。 |