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意図的な行為の身振り、そしてその直前の予兆的動作の動きといったもの。それは、すでにその目的と身体の構造によって予(あらかじ)め条件づけられている。身体のそのカタチから出来ること、そしてそれが指向する範囲でしか何も出来ないということである。 その条件から行動と身振りが予め定められていて、そして制約されていて、その範囲で行為が行われる。この範囲を越えて何も出来ないということである。自分の肉体の構造と環境の制約によって、予め条件づけられているのである。 しかし、このような意識的な意図とは別に、無意識の習慣や馴れとして、反射的・本能的に取られている動作や動きといったものもある。さらにまた、それを元に戻す反対方向の無意識の動作も、またそうなのである。 |