| index＜ 日誌 ＜ aa暗示 ＜ 24c-86「象徴の世界」p5 |
| そして、これらを自分の身体内部で見ると、高揚から沈鬱へ、緊張から弛緩へといった、筋肉や神経と腺ホルモンの動きが、またそうなのである。これらは、いずれも遺伝的で無意識の、自律的な生理の営みなのである。 身体内部の働きや、その表面的な表情や仕草といったものが、その実用的な現実の用途から切断されて、ただその「印象」だけが、それを見る者をして重要な意味を持つようになったのである。 肉体表面の表情や仕草といったものが、コミュニケーションと意志表示の手段として利用され始めたのである。象徴や目印し、あるいは何らかの意味や行為のためのサインとして利用され始めたのである。 |