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3、指向性。

これは仕方のないことなのであって、そうやって生命活動というのが営まれてきたのである。そしてまた、これが営みといったものなのである。これは実に致し方のないことなのであって、そうやって人間が生きてきたのである。

そしてまた、自分でも知らず気づかないまま、そうした行動を取ってきたのである。まるで、何かに導かれ、いざなわれ、あらかじめ方向づけられていたかのようにである。

イヤ、そうではなくて、むしろそれは、初めからそのように設定され条件づけられていたのである。そしてまた、このような限界と制約こそが、同時にまたその種の可能性になっているのであり、また、他の種と区別される境界線となっているのである。そしてこれが種のカタチなのである。

そしてまた、そうやって生命というのが営まれ、保存され、世代を越えて受け継がれてきたのである。これが、すなわち種の存在の仕方なのである。
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2018-1010-1122