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2、情緒。

神経や筋肉、そして情緒もまたそうである。集中と緊張は、それの発散と解消を求める。そしてたるみ緩んで分散していれば、再び集中し緊張する場面を求め始める。少なくとも、そうした体勢が取れるように無意識の内にしている。

しかし、これは危機に対する備えでもあって、このような集中と分散、緊張と弛緩の間を常に行ったり来たりしているのである。そしてこのような肉体のリズムのアンサンブルが情緒なのである。

閉じては開き、緊張しては緩み、集まっては分散ししようとしている。そして動いては止まり、止まっては動いている。休んでは働き、働いては休んでいる。そして、こうしたことが、自分が生きている証明になっているのである。
戻る。             続く。


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2018-1010-1122