index< 日誌 < s設定 < 24c-94象徴の世界 「感覚」p6 |
それはするかしないか、入るか出るか、動くか動かないかといった、二者択一世界であって、それしかなく、あるのはただそれの程度の多少の違いだけである。 すべてがそうであって、それは意識や思考の入る余地のない、自分でも意識されず、どうにもならず、どうしようもない、そうした直感的で本能的な世界である。 それは肉体自身の直接的で同時的な関係である。最も根源的な、数万数億年に渡って蓄積されて来た、種としての肉体の記憶の世界なのである。そしてまた、そうした記憶が私たちの種のカタチを決定してきたのである。 |