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2、感覚の世界。

だから、私たちが何かを見ている、聞いて触れて感じているというのは、無限の世代に渡る、祖先の記憶の世界を見ているのである。そして、またそれが、私たち自身の自己の同一性なのである。

それは自己の存在の理由と意味なのである、私たち自身の自己の根源なのである。それは自分と世界との係わり方を見ている。自分の感覚の感じ方の世界を見ているのである。

自分にとっての、自分の意味と理由を見ているのである。それは自分自身の成り立ちと、その根源を見ている。それは自分自身の感覚の世界を見ているのである。そして、これが私たちにとっての現実の意味なのである。
戻る。             続く。


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2018-1010-1122