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1、直接の関係。

青い空や夜空の星を見て、何か果てしない無限なものを感じたり、あるいは尖ってトゲトゲしたものを見て、ウンザリするのもそうである。それに、色やカタチや、模様や、音や、触れる肌の感触もそうである。あるいはまた、物を空間の位置関係や、変化する時間の方向で測ったりするのもそうである。

すべては無意識の本能的で直感的な世界である。そしてまた、直接的で同時的な関係である。しかしまた、そうやって私たちは現実というのを知り、自分自身というのを知ることになるのである。

そしてこれが現実と自分との直接の関係なのである。他人が介入する余地のない、自分にとっての現実なのである。そしてこれが自分の感覚の世界であって、自分が生きている現実の世界なのである。
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2018-1010-1122