| index＜ 日誌 ＜ z自意識 ＜ 24c-96象徴の世界 「ターゲット」p5 |
| そしてこのような精神と、このような世界観がこの世界を支配しているのである。社会的な上下の人間関係も、これを基にして成り立っている。これはマズローの「欲求段階論」の偽善がそうであるし、最大多数の最大幸福などと言う標語がまたそうなのである。 そしてこれに従わない者は、「落ちこぼれ」や「引きこもり」に追い込まれ、排除される。仲間ハズレにされ、イジメの標的にされる。就学と就職で排除され、そして学校と会社の中で村八分にされる。経済的にも社会的にも生きて行けなくされる。 つまり、誰もが団結して、群れて迎合してナリスマスのである。自分たちでない者を作り出して、そしてこれを「悪者」に仕立て上げて、上下の人間関係を作りだすのである。そしてこれがこの世界の秩序なのである。 |