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そしてまた、このような人間同士の間の関係が、社会全体に上下の身分的な関係として編成されているのである。メーカー系列がそうであるし、公共事業という名のケイレツ関係がそうなのである。 社会と文化のシステム、制度、教育、そして産業の秩序がそうなのである。そして何よりも人間の頭の中がそうなのである。そしてこれが自分たちの自意識であり、プライドであり、尊厳と社会的地位の象徴となっているのである。 のみならず、このような自分の地位と立場で持って、他人にもそれに従わせるのが正しいことのように思い込んでいるのである。お客様は神様で、それと同じく元請けは下請けにとって絶対の、そうした世界なのである。 |