| index＜ 日誌 ＜ aj情緒 ＜ 24d-05「現実との接点」p2 |
| おどろき、ためらいといったもの。あるいはまた、不可解、不思議、アンバランス、不具合といったもの。そうした困惑といったものの原因が自分にも分かってきて、取るに足らないもの、どうでも良いものとして知られて来て、不安が安心・安全へと変わり、心理的にも安定した状態へと戻って行く。 そして同時に、自分自身の現在の状況に対する正当性や自信、安堵といったものが拡がって行く。そうしていつもの日常の自分に戻って行くのである。 このとき、驚きと困惑に緊張し集中していた、神経や感覚と情緒といったものが一気に開放される。自由で無制限の、そして思いのままに。それはまた、自分自身に対する自信や安堵の表情なのである。 |