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4、信じる。

実際、それが自分にとって都合が良いし、また、それだけを信じていれば、たいていのことが自分の思うように解決されるのである。だからまた、それを信じなければならないし、信じようとするのである。

「信じる」とは、このことである。従ってまた、それに反する者は排除せねばならず、許してはならないのである。それは自分の存在の不可欠の条件なのである。それどころか、これこそが自分の存在と立場と地位の前提なのである。

そして、これが自分と自分たちが生きて行く唯一の方法であって、世間から与えられ、そして許され、認められた唯一の生き方なのである。そして、それの正義や真実などは、どうでも良い関係のないことなのである。

戻る。             続く。


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2018-1022-1027