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情緒は情緒自身の事情から、その表出の出口を求めていて、それをすでにある自己の肉体を通して表現しようとする。それ以外の表現の方法がないのである。 だから、情緒自身とその現実の姿は必ずしも一致しない。誤解や錯誤や歪曲や混乱、誇大化された拡張といったものが常に付きまとう。そしてこれらが自分の中の意識と無意識の世界で展開される。 意識とは意図的で自覚的なものであり、無意識とは、すでにある習慣化された自分自身の肉体の営みのことである。それは自身の肉体のカタチの構造から導き出される、必然的な動きといったものなのである。 |