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6、オキテ。

そうした、弱い立場の者に対する差別の行為こそが、自分に自意識とアイデンティティーを与えてくれるのである。そうしてまた、自分の立場と地位というのを保障してくれるのである。

カーストの存在を暗示し、自分はその中の中間の人間であることを、周りに対して宣言しているのである。従ってまた、このような差別と迫害は無くならないし、このような社会にあっては必要不可欠のものとなっているのである。

それは、自分が自分であろうとする限り、そうでなければならないオキテなのである。

戻る。             続く。


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2018-1029-1010