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7、必然。

自分が、自分の中に自分を見つけることが出来ない以上、そうして「下の者」を作り出すことによってのみ、自己の同一性と自意識を見い出すことが出来るのである。従って、差別と迫害は、このような世界にあっては必然なのである。

社会的弱者というのは、要するに経済的困窮、身体的障害、出身地域や出身集団の違い、さらに家庭や集団内部の個別のアクシデントや不備などがある。しかし、日本においてはどういう訳か、宗教の違いによる差別は今のところ見られない。

これを別の言い方で表現すると、生活保護世帯、片親、私生児、障害者、ブラク、地方出身者・・・ということになる。

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2018-1029-1010