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1、見てはならない。

まぶしいのは、光が強すぎて見えにくいのに、見ようとするから「まぶしい」のである。見ようとしなければ何もまぶしくないのである。少なくとも、光の強そうな所だけを見ないようにすれば、まぶしくないのである。

そうであるにも係わらず見ようとするのは、何か見なければならないとか、どうしても気になるとか、見ずには居られない何かが自分の中にあるからである。これが「まぶしく」感じられる原因である。

遠くを見るとき両目を細めることがある。目を細めないときもあるが、それは気にせずに何気なく見ているからであって、それでもかなたの遠い世界に何かを見ようと、どうしても目を細めてしまう。

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2018-1122-1206