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6、意識と無意識の間。

そしてこれが情緒の表現としての目や顔の表情として、仕草として、そしてまた身体の動きや行為となって現れているのである。そうして始めて自分が、自分自身の情緒といったものを知ることになるのである。意識されるし、自覚もするし、そして思い知らされることになるのである。

そうやって始めて自分というのを意識し、知ることになるのである。情緒とは、自分が自分に対する自意識のことなのである。このような自分に対する内なる感覚が自分を意識させているのである。

しかし、この知るという意識は、未だ知られていない無意識の世界があるということであって、こうした意識と無意識の間で、それが身体の動きや表情となって現れているのである。たとえば、随意筋と不随意筋、運動神経と自律神経の働きがそうである。そしてそれらの間に厳密な境界線など無いのである。

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2018-1122-1206