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そしてこの「違う」ということが、自分の中で自分を意識させ、自分を自覚させているのである。そしてこれが、自分であるという紛れもない現実なのである。逃げることも、避けることも出来ない、自分が自分であるという現実なのである。 こうしたことを自分で自分の中に見ている。見せつけられるし、思い知らされる。失われ、忘れられ、捨てられていて、いままで気にもならなかった、そうした自分自身の当たり前の日常の世界から、何かを思い出しているのである。 そうやって新たな自分というのを発見し、発掘し、あるいは、いまは失われた潜在的でほとんど消えて無くなっている、自分自身の未知の世界から、新たな可能性を見ているのである。 |