index< 日誌生理的情緒< 24d-30「情緒のリズム」p6


1、指向性。

リズムとサイクルがあるために、変化というのを時間の流れの中で捉えることが出来る。もしもこの変化というのにリズムとサイクルがなければ、無秩序な捉えどころのない、偶然と思い込みの気まぐれだけが支配する世界となってしまう。

つまり、理由や目的といったものが見つからないのである。そうした世界では時間という「考え方」が成り立たないのである。時間とは、言い換えると歴史のことなのである。

時間とは、すでにその中に原理とその前提としての秩序や、基本的なリズムがあって、そして繰り返されるサイクルといったものの存在を暗示しているからである。そしてこれが原理や目的、原因といったものの条件となっているのである。そしてさらに、その方向や指向するところを規制しているからである。

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2019-0624-0725