index< 日誌生理的情緒< 24d-31「続、情緒のリズム」p3


1、生存の継続。

そもそも、人間の思考と行動のパターンというのは、その本人が生きている空間的な現実によって制限され、条件付けられている。

また、自分たちが生きて、これを子々孫々に続けて行くための、生産の条件と様式といったものが、その民族によってあらかじめ与えられたものである以上、時代や地域が変わっても、やはりどこか民族として似たものにならざるを得ない。

遊牧か、農耕か、商工業か・・・。たいていが、これらいずれかの生産様式の継続をもって、自分たちが生きて行く糧としている以上、これをもって自分たちの子孫への継続と、その歴史をくり返してきたのである。

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2019-0624-0725