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2、そとのひと。

みんなと同じ世界を生きて行動し生活していて、そして一緒になって同じことをしている。そうであるにもかかわらず、みんなとどこか違うということは、何か頭の中で他のことを考えているからだ。

だから表情や仕草といったものが、どこかぎこちなく、わざとらしく、白々しく感じられてくるのである。感情表現もテンポがずれていて、どこか無表情である。このような人間の心の中の内面世界は異国人であり、異民族・異人種なのだ。

すがたカタチは同じ日本人なのに、心の中は全く別世界の住人なのである。それを隠している。あるいは、いずれそれが表面に出てくる。あるいはまた、対立を生み出す。みんなと違う他のことを考えているということは、いずれどこかで、表に行動となって現れてくる。

戻る。             続く。


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2019-0725-0815