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4、生まれつき。

そうやって、いつも自分で自分に思い悩み、迷い、苦しみ続けているのである。自分でも、自分がなぜそうなのか、果たしてそんな自分というのは、いったい誰のことなのか自分でも分からなくなるのである。

自分がなぜ、こうもみんなと感じ方が違うのか、自分でも分からず、それを知りようがないのである。だから、それは自分というのが、もともと生まれつきそうなのだとしか言いようがないのである。

しかし、もしかすると自分を取り巻く環境といったものが、自分をしてこのような者に作り上げたのかも知れない。多分、生まれつきの個性といったものが、現実の環境の中で、このような生き方しか出来なくしたのである。

戻る。             続く。


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2019-0831-0909