index< 日誌 < z自意識< 24d-40自分はだれか 「そとのひと」p5 |
そうやって、いつも自分で自分に思い悩み、迷い、苦しみ続けているのである。自分でも、自分がなぜそうなのか、果たしてそんな自分というのは、いったい誰のことなのか自分でも分からなくなるのである。 自分がなぜ、こうもみんなと感じ方が違うのか、自分でも分からず、それを知りようがないのである。だから、それは自分というのが、もともと生まれつきそうなのだとしか言いようがないのである。 しかし、もしかすると自分を取り巻く環境といったものが、自分をしてこのような者に作り上げたのかも知れない。多分、生まれつきの個性といったものが、現実の環境の中で、このような生き方しか出来なくしたのである。 |