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予期せぬ不意の突発的な事態といったものが、自分に対して急激で瞬間的な対応を求める。また、実際の対応においてもどうしたら良いのか分からず、考えることも出来ず、また、そうした時間的余裕もない。 しかしまた、そうした状態にあっても、その準備と対応だけは無意識に最大限に行われている。それが自律神経の動きに現れている。自分の意志や思考以前の預かり知らぬところで、肉体がそれとは別に勝手に働いている。あるいは、自分の意志に反してさえ働いている。 心臓の鼓動が高鳴り急激かつ大きくなり、血流は早くかつ大量に血液を循環させている。呼吸の振幅も活発である。肉体内部全体に運動のための栄養分が行き渡り、それが顔の表情と身体の体勢にそのまま現れている。 |