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1、定形的行動パターン。

分裂した情緒が、その原因となった対象に対して取るべき行動を定め、それへと注意が向けられる。そうして始めて情緒が感情になるのである。情緒が意識され、意図する目的を持った感情へと移行するのである。

自分の中だけの、それ自体で対象というのを持たない、驚き、ためらい、おののき、驚愕といったものが、対象を意識した怒りや憎しみ、悲しみ、楽しみや喜びといった、目的と理由がはっきりした感情へと移行するのである。

目的と理由が解ることによって、始めてその対処の仕方が定まってくる。そしてそのたいていが、この感情に合わせた定形的な、すでに知られた仕方で対処される。しかしそれは当然である。

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2019-1009-1014