index< 日誌 < 2av表情< 24d-49緊張と解消 「意識する情緒」p5 |
人間は、それ以外の対応の仕方というのを知らないのである。人間は、自分が出来ることしか出来ないのである。それはすでに定められた定形的なパターンに従ってルーチン化されているのである。 そして、ここからさらにもう一つ、具体的に計算された対応の仕方が追加される。感情に思考が入ってくるのである。たとえば人間は、自分が勝てる見込みのある相手としかケンカをしないのである。自分が勝てない相手にはガマンするのである。打算的なのである。 このような噴火寸前の制御不能な感情といったものが、憎い相手に対する怒りとして爆発すると、そうやって情緒的生理の噴火が放出される。そうして自己の内部の不具合と障害が解消される。 |