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2、願望。


政府は、国家と人民を代表するものであって、これが悪者であるはずがないし、また、どんなことがあっても、そうであってはならない存在なのである。また、そこまで疑いを抱くということは、もはや誰も信じられなくなり、社会や道徳や法律のすべてが信じられなくなる。

そうして、どうやって生きて行けるのだろうか。それを信じないことには、生きて行けないように出来ているのである。だから、それは悪者であるはずがないし、そうであってはならない存在なのである。

すなわち、自分の都合と願望だけでそう思い込んでいるだけなのである。要は、何よりも大事なことは、このような考え方自体が間違っている、ということなのである。それは自己の願望が創り出した、ご都合主義の妄想であり、幻想なのである。

戻る。             続く。


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2019-1104-1121