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1、信じる。

しかし、こうしたことは何も国家や政府行政に限らない。親子兄弟、夫婦についてもそのまま言えることである。国民が政府を、そしてまた、子が親を信じられないといったことは、あってはならないことなのである。

それは、それ以前に、本人を現実世界の中で生きて行けなくする。自分で自分を生きて行けなくするからである。だからそれはあってはならないし、あり得ないし、そしてまただからこそ絶対的で、無条件に信じなければならないことのように思われているのである。

そしてこれが一般的であり、普通の当然の考え方であり、生き方なのである。そうしてのみ、この人間社会の中で生きて行くことが許されているのである。しかしまた、だからこそ信用してはならないし、信用出来ないのである。世間は、このような「弱み」に付け込んでくるからである。そしてこれが上下の関係なのである。

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2019-1104-1121