index< 日誌 < u列島< 24d-66自分たち 「肉体」p5


1、選べない。

肝心なこと、もっとも大事なことは、自分自身はどうなのかということであって、そうである限り、たとえ親であろうと政府であろうと、そんなことは二の次の間接的なことで、大した問題にならないのである。

つまり、疑わざるを得ないのである。それどころか現実を生きている自分自身の空間的物理的すがたカタチ、肉体そのものも疑わざるを得ないし、信用も出来ないのである。

自分の肉体は、他人たる親から与えられたものであって、自分が願い選んだものではないのである。だからそれが自分の意思や心情と合わないことも、十分にあり得ることなのである。錯視や幻覚は感覚が自分にウソをついているのである。

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2019-1104-1121