index< 日誌 < ai原理< 24d-68遺伝と適応 「時間」p7 |
そしてこれが現在も存在しているということ自体が、その果てしなく永い歴史的な適応の連続と、その結果としての遺伝であることを証明しているのである。要約すると、このような適応というのが数万世代に渡って継続して繰り返され、もはや後戻りできない状態となったのが遺伝なのである。 適応とは、このような遺伝によってもたらされた特性に基づいて、そこから、自分が現実にそれを応用したものなのである。元にある不変のものが遺伝であって、これを環境に合わせて変更・修正・応用したのが適応なのである。そうだとすると、これはただ時間の長さの違いの区分に過ぎないのである。 |