index< 日誌 < j生理的情緒< 24d-70くり返しの「符号化」p2 |
「くり返し」といったものが、執拗なくり返しによってパターン化されてしまうと、それが本来持っていた直接の意味が失われ、それ自体が画一化された定形的な存在の形式となる。 そしてそれが本来持っていた、直接の動機や理由から切り離されて、それとは無関係に作用し始める。要は、それがスイッチされる目印しや印象に従って、それだけで作動し始めるのである。 単にそれへと作動させるためのスイッチや信号としてサイン化されてしまうのである。意識や神経中枢を通さない無意識の反射的な習性と化すのである。 |