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3、安堵のため息。

しかしまた、こうした「あっ」という発声を伴う反射的動作が中断されるか、あるいは元々発声するまで至らなかった場合。すなわち、何かに瞬間的に驚くと同時に、それがどうでも良いことだとか、どうにもならないことだと知って、そうした驚きが急に解除を余儀なくされた場合。

一気にたため息をつくと共に、そのままの姿勢がしばらく維持される。どうしたら良いのか分からずクチは開いたままで、そのままの状態でチカラなく緩み萎んで行く。こうして「あっ」というのが、「あー」となる。あきらめと同時に出る「あ〜あっ」という溜息もそうである。

あるいはまた、神経の集中と緊張状態がしばらく続いた後に、結末が分かったときなどは、腹の底から声が出る。これはしばらく緊張した末の安堵、または了解と確信の発声、あるいは「おたけび」だったりもする。

戻る。             続く。


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2019-1121-1129