index< 日誌 < 2av表情< 24d-76「発声の必然」p3


3、存在。

つまり、自分の表情がコミュニケーションの手段になることによって、自分が自分として、他者と区別される主体として形成されたのである。そしてそれが意識され自覚されたのである。そしてまた、そうした方向へと進まざるを得なかったのである。

これはやむを得ない、仕方のない、歴史的な必然といったものである。これは大きく見れば「歴史」であり、そしてそれをカタチ作った自然と社会の環境の条件なのである。

まわりの環境がそれを求め、そして自分もまたそれを必要としたのである。これが時代なのであり、そして現実というものなのである。そしてまた、そうした中でしか人間は存在し得ないのである。

戻る。             履歴へ


index< 日誌 < 2av表情< 24d-76「発声の必然」p3
2019-1121-1129