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潜在的な、いまとなってはほとんど失われた痕跡に過ぎなかったものが、偶然の環境の変化によって求められ、必要となって、自らを導いて行く主要な原理として躍り出てくるのである。 そしてまた、それが必要とされるのは、これこそが生存競争であり自然選択だからである。肉体内部で繰り返される生存のためのリズムといったものが、それへと迎合し、適応し、それに適うものとして自らを方向づけて行くのである。 そしてこれこそが自らの必然性なのであって、自分にとって必要とされる内的な原理なのである。 |