index< 日誌 < u列島 < 24d-89おもてなしA 「自分たち」p5 |
そうして自分の周りの誰もがそうであるということが、それに気づくことも意識することも出来なくしているのである。 これは約束とか法律以前の日本の文化なのであり、日本人自身の自意識そのものなのである。そしてこの「自分たち」という集団意識を離れたところに、自分というのが存在しないのである。存在しないし、存在出来ないように出来ているのである。 これは不正があった場合の、内部告発者に対する懲罰と制裁にもよく表れている。裏切り者、空気を読めない者、波風を立てて、周りを引っ掻き回す者として干される。村八分にされる。 |