| index＜ 日誌 ＜ u列島＜ 24d-94おもてなし⑦ 「続、マイノリティー」p5 |
| こうしたことに関心を持ち、積極的にそれへと周りの人間を引きずり込み、あおり立てるのは、職場でも学校でも、ほんの少し周りと違う人間である。内面的な性格に問題がある場合もあるが、たいてい出自が原因になっている。 どこか負い目があって、それを周りから付け込まれる恐れのある者である。だからその前に、それを他人に振ろうとするのである。そうした恐怖と、自分自身に生きる覚悟と意志に欠ける中途半端な人間が、そういうことをするのである。 すなわち、悪い意味で他人を利用して、他人にすがって、自分だけは楽して生きようとするのである。それしか取柄がないのである。そうして生きて行くしかない人間なのである。それが性格のクセになっていて、そういう生き方しか出来なくなっているのである。 |