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2、最大多数。

しかしたいていマイノリティーの方が優秀だし、むしろ優秀過ぎるのである。そうならざるを得ないのである。だからまた、世間の普通の人間の側からすると、それがどうしても許せず、自分たちの地位と立場に対する公然の脅威とみなすのである。

それは「自分たち」というシステムを破壊する者なのである。そういう訳で、このような「自分たち」でない者を、何がなんでも排除しようとするし、排除しなければならないのである。そしてこれこそが自分と自分たちの存在の条件なのである。

しかし、職場でも近所でも最大多数の普通の人々は、そうした煩わしい事には無関心である。そもそも興味がないし、関わりそのものが無いのである。

戻る。             続く。


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2019-1121-1129