index< 日誌 < u列島< 24d-95おもてなしG 「踏み台」p3 |
このようにして、自分が生きている現実の外から、現実を客観的に見ることが出来るようになるのである。いままで気づかなかったこと、見えなかったことが知られてくるのである。 だからまた、このようなマイノリティーというのが、芸術家や政治家に向いているのである。事実、そうした地位で働く人間が非常に多いのである。しかしこれは本人が望んだことではなく、実に致し方なく、そうならざるを得ない境遇の世界を生きている、ということなのである。 彼ら彼女らが生きている環境といったものが、彼ら彼女らをそうした方向へと追い立てている、ということなのである。そうならざるを得ず、そうして生きて行くしかない、そうした現実の世界を生きているということなのである。 |