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1、残る。

本来、偶然の出来事に過ぎなかったものが、それが繰り返されることによってバランスされる、ということである。そしてさらに「バランス」そのものを目指すようになる、ということである。

そうして始めてシステムの同一性が維持されて来たし、歴史的にもそれが残ることが出来たということである。そうして現実にそれが存在するということ自体が、そのバランスというのが必然だったことを証明しているのである。

もしも、このバランスといったものが継続して行かなかったなら、それが歴史的にも、現実的にも「残る」ということが無かっただろうからである。このシステムのバランスが解体されて、それがシステムとして存続し「存在する」とことが無かっただろうからである。

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2020-0123-0205