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だからまた、「残る」ということ自体が、そしてまたバランスされるということ自体が、何かしらの指向する方向性を含んでいるのである。方向性とは、環境とのバランスのことなのである。 そしてそれが存在し継続するための条件や下地、そしてそれを生み出す背景や前提といったものを暗示しているのである。そしてこれが環境のバランスなのであり、その必然性なのである。 そうならざるを得なかったのである。それしかなく、それ以外にあり得なかったのである。それが現在も残り続けている、あるいは現在すでに消えて無くなっているとしても、それが歴史上の存在であったという事実が、その存在の必然性を証明しているのである。 |