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6、向こう側。

目に見える表面的な、たとえば国家や宗教だけを見て、あれこれと判断してはならないということである。要は、その背景を成している条件や根源を知らなければならない、ということである。

私たち人間は、同じものをただ自分たちの都合や事情から、それに合わせた角度でもって見ているのに過ぎないのである。そうすることで、どうしても偏った見かたしか出来なくなっているのである。そしてまた、その方が自分たちにとってもっとも都合が良いのである。

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2020-0123-0205