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それらはすべて同じ根源を持つものであって、同じところから来ているのであって、そうした意味で同じ者なのである。同一性を共有しているのである。同一のルーツと、同一の起源を持つ者なのである。 そうした長い歴史の流れの中で、その一部分だけを区切って取り出して来て、そしてその歴史的時間的な長さだけをもって、人種や民族や国民として区分しているのに過ぎないのである。 だからまた、現実の見えるカタチに惑わされてはならないし、勘違いしてはならないのである。民族や国民や宗教などといったものは絶対的なものではなく、相対的で歴史的な考え方に過ぎないのである。 |